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検査項目解説

検査名 末梢血液一般検査/血球計算/血算(赤血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリット・赤血球指数・白血球数・血小板数)
英検査名 Complete Blood Count/CBC
検体基準範囲 赤血球は室温では6~24時間で膨張し、MCV、Htに影響する。採血後速やかに測定するか、4℃で冷蔵保存する。白血球はできるだけ速やかに測定する。血小板は室温で5時間、4℃で24時間安定。
血液:白血球数:男性(3,900~9,800/μL)、女性(3,500~9,100/μL)、
赤血球数:男性(427~570×10⁴/μL)、女性(376~500×10⁴/μL)、
ヘモグロビン:男性(13.5~17.6g/dL)、女性(11.3~15.2g/dL)、
ヘマトクリット:男性(39.8~51.8%)、女性(
測定法 半導体レーザーを用いたフローサイトメトリー法,シースフローDC方式、SLS-Hb法
基準範囲出典 1.Johnson M, Samuels C, Jozsa N, Gorney K: Three-way evaluation of high-throughput hematology analyzers-Beckman Coulter LH750, Abbott Cell-Dyn 4000, and Sysmex XE2100. Lab Hematol 2002;8:230-238
2.Klee G: Decision rules for accelerated hematology laboratory investigation. University of Minnesota 1974;thesis (PhD)
3.McKenzie SB: Textbook of Hematology. Lea and Febiger, Philadelphia 1988
4.Orkin SH, Fisher DE, Ginsburg D, et al: Nathan and Oski’s Hematology and Oncology of Infancy and Childhood. Edited by ST Orkin, DE Fisher, AT Look, et al. WB Saunders Co, Philadelphia, 1981
5.Vajpayee N, Graham SS, Bem S. Basic examination of blood and bone marrow. In: McPherson RA, Pincus MR, eds. Henry's Clinical Diagnosis and Management by Laboratory Methods. 22nd ed. St Louis, MO: Elsevier; 2017:chap 30.
解説 パニック値:白血球数 1000 /μL以下、25000 /μL以上、血色素量 5.0 g/dL以下、
血小板数 3.0×104/μL以下、100×104/μL以上 血液像 芽球出現時
末梢血液中の血球に関する検査で日常診療の基本検査である。CBC(Complete Blood Count)とも呼ばれ赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値、赤血球指数(MCV、MCH、MCHC)、白血球数、血小板数を算定する。臨床的には赤血球、白血球、血小板の減少や増加を疑う場合に用いられるが、感染症、悪性腫瘍などの際も治療効果判定や経過観察に有用である。血色素量、ヘマトクリット、赤血球数からは赤血球増加症(多血症)または貧血の有無が、また、赤血球指数、特にMCVの値から小球性、正球性、大球性貧血の分類ができる。白血球数からは白血球増加症と白血球減少症、血小板数からは血小板増加症と血小板減少症の有無がわかる。

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