検査項目解説
| 検査名 | 亜硝酸塩試験/尿白血球反応/尿エステラーゼ反応 |
| 英検査名 | Leukocytes,Nitrate (Urine) |
| 検体基準範囲 |
早朝第一尿、または膀胱内に4時間以上貯留した尿を検体とし、速やかに測定する。 尿:陰性 |
| 測定法 | 試験紙法 |
| 基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
| 解説 |
尿中に排泄される蛋白質由来の硝酸塩は尿中細菌の持つ亜硝酸還元酵素の働きで亜硝酸塩になる。この亜硝酸塩をGriess反応で検出する方法を尿亜硝酸試験と呼ぶ。主として大腸菌などのグラム陰性桿菌の菌数が10⁵CFU/mL以上で陽性となる。 陽性(尿):尿路感染症 |