検査項目解説
検査名 | プロスタグランジンD2 |
英検査名 | Prostaglandin D2/Prostaglandins |
検体基準範囲 |
EDTA-2Na+インドメタシン入り採血管で採血した血漿を検体とし、採血後速やかに測定するか、凍結保存する。 血漿:施設により異なる(単位pg/mL) |
測定法 | RIA |
基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
PGD2は脳、脊髄、腎、脾、肥満細胞など全身の組織で産生され、強力な血小板凝集作用、末梢血管拡張作用と気管支攣縮作用があるほか、体温調節、睡眠、神経伝達、ホルモン分泌調節など多彩な生物学的作用を持つ。臨床的には肥満細胞症を疑う時や種々のアレルギー性疾患で測定される。 高値(血漿):アレルギー性疾患、アレルギー性皮膚炎、肥満細胞症 |